サラ金規制法とは?

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サラ金規制法とは?

「サラ金規制法」とは、昭和58年5月に交付された「貸金業の規制等に関する法律」の俗称です。
「貸金業規制法」「貸金業法」とも呼ばれています。
この法律の目的は「貸金業を営業するものについて登録制度を実施し、その事業に対し必要な規制法を行うとともに団体組織を許可する制度を設け、適正な活動を促進することにより貸金業務の適正な運営を確保し、資金需要者の利益の保護を図るとともに国民経済の適切な運営に資すること」とされています。

 

バブル経済崩壊以後の、サラ金会社の急成長とともに、悪質なヤミ金の存在が大きな社会問題となりました。
高利で営業を行うヤミ金を取り締まるために、平成15年8月サラ金規制法が改正(通称はヤミ金融対策法と呼ばれます)され、その後平成18年12月「貸金業法」として再改正されます。
その主な内容は以下の通りです。

 

?貸金業協会の自主規制機能の強化
?夜間、日中の執拗な時間外の取り立て行為の規制法
?債務者の自殺による生命保険金の弁済禁止
?利息制限法を超える契約についての特定公正証書の嘱託の禁止
?過剰貸付けの抑制(総量規制の導入)
?グレーゾーン金利の廃止
?みなし弁済の一斉廃止
?ヤミ金融に対する罰則最高刑を懲役5年から10年へ強化

 

このうち利用者に大きな影響を与えたのは以下の2点です。

 

@総量規制の導入

 

総量規制とは、「年収の3分の1」を超える貸出を禁止するものです。
これまで返済能力以上に貸出を行い、多重債務に陥る方が多発したために導入されました。
これにより借入できる金額が年収により制限を受けることになります。

 

Aグレーゾーン金利の撤廃

 

これまでは利息制限法と出資法という2つの上限金利の幅(いわゆる「グレーゾーン金利」)で営業を行っていたサラ金業者が多くありました。
しかし法律の改正により上限金利が「20.0%」に制限されることにより、グレーゾーン金利が撤廃されます。
これまで高い金利で借りていた方は利息の返還を求めることができるようになりました(過払い金請求)。

 

サラ金規制法(現在の貸金業法)により、利用者でも安心してサラ金からお金を借りることができるようになっています。
ただし悪徳業者とはいつの時代でも存在するもので、現在でも法律の合間をくぐって営業を行う業者も存在しています。
高利で過剰な貸出を行うヤミ金には、営業登録を受けていない先がほとんどですので、事前に確認しておきましょう。
どうしても借りたいという消費者心理につけこんできますので、決してだまされないように注意しましょう。